冬になると気になるのが「空気の乾燥」
肌がカサついたり髪のけがパサついたりして悩み増えますよね。
寒くなると部屋に暖房をつけて温めるため、余計に空気の乾燥は進み、さまざまなトラブルが起きてしまいます。
では、いったいどのようなトラブルが生じるのでしょうか。

この記事では、空気の乾燥によるトラブルを解説していきます
空気が乾燥すると起こる4つのトラブル
空気中の湿度が適度にあると、くしゃみや咳をしてもウイルスの飛沫は空気中の水分とともに落下します。
ですが、空気が乾燥している場合、飛沫は空気中を漂ってしまうことに。
1.粘膜が乾燥しウイルスが体内に入りやすい
空気が乾燥すると、鼻や喉、気管の粘膜も乾燥します。
粘膜は、外部からウイルスや細菌が体内に入るのを防ぐ役目がある機能です。
粘膜が乾燥してしまうと、体の防御機能が低下し、風邪やインフルエンザなどの菌が体に入りやすくなってしまいます。
2.脱水症状を起こす
夏は暑いため水分をこまめに摂りますが、寒い冬は汗をかかないので水分補給をあまりしないように。
空気が乾燥していると、体の水分は蒸発していき、水分補給も少ないため、知らず知らずのうちに脱水症状を起こしてしまう場合があります。
脱水状態になると、喉などの粘膜が乾いてしまい、炎症を起こす原因となるんです。
3.肌がカサつき髪の潤いがなくなる
空気が乾燥すると、肌がカサついたり髪の毛もパサついたりとさまざまなトラブルが・・・。
肌は表皮によって覆われていますが、空気の乾燥で表皮の水分が損なわれ、肌を守るバリア機能が低下してしまいます。
それにより、肌あれや痒みの原因となってしまうんです。
4.静電気が起きやすい
静電気とは物質内に溜まった電気のことで、通常、空気中の水分がある程度保たれていると、電気のプラスとマイナスがバランス良く影響し合い、電気は空気中に自然と放出されます。
ですが、空気が乾燥すると電気のプラスとマイナスはバランスが崩れてしまうことに。
電気のプラスとマイナスのバランスが崩れると、電気をうまく放出できなくなり、物質に電気が溜まってバチバチッと嫌な静電気を引き起こすのです。
日頃から乾燥対策を万全に:まとめ
空気中の湿度が低くなる秋冬は、肌や髪の毛が乾燥し、美容的にも厄介な季節です。
空気中のウイルスも落下せず、空気中に浮遊するため、風邪などのウイルスが蔓延しています。
日頃から、保湿ケアをして肌と髪に潤いを与え、外出時はマスクをするなどの対策をとるのがいいですね。
脱水症状をおこさないために、喉が渇いていなくてもこまめに水分補給をするように。
お部屋の中では、加湿器を利用して適度な湿度を保ちましょう。

お部屋の湿度は40~60%が最適です
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