世界の伝統的な装飾品「ビーズ」の歴史【人々の心を魅了するワケ】

ファッション

色とりどりの鮮やかな色彩と、小粒のかわいらしさ特徴の「ビーズ」

ビーズのアクセサリーは、ハンドメイドの定番となっているほど人気がありますよね。

実はビーズは、古代から装飾品や神々を崇拝する儀式にも使用され、生活に欠かせない存在だったんですよ。

この記事では、人々の心を魅了し愛され続けているビーズの歴史の原点を探っていきます

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世界の伝統的な装飾品「ビーズ」の歴史【人々の心を魅了するワケ】

ビーズとは、小さい穴を持つボール状の球形や円筒形の形状で直径が10mm以下のもののことを指し、主に装飾や工芸品に使用されています。

別名で「数珠玉」や「南京玉」とも言われることがあり、ガラスで出来たものは「トンボ玉」と呼ばれ、近年では星形や花形などさまざまな形のビーズが出回るようになりました。

ビーズの語源は、キリスト教のロザリオで使用される丸い玉の飾りものを指すアングロサクソン語(現代英語の祖語)である「biddan(祈る)」「bede(祈る人)」、という言葉が変化したものといわれています。

紀元前7万5000年以上前にアフリカで始まる

ビーズの起源はとても古く、人類の最初の祖先が存在したアフリカで約7万5000年も前から作られていました。

当時は穴を容易に開けやすい貝殻が使用されていたそうです。

現在のビーズの原型はインダス文明から

紀元前2000年以上前の古代インダス文明では、現在のビーズのような中央に穴の開いた玉がすでに存在していました。

当時は紅玉製ビーズの生産が盛んに行われ、古代メソポタミアへと輸出されたようです。

中でも「瑪瑙(めのう)」という天然石は苔状の独特な模様をしているため、魔除けのパワーを持つとされとても人気があったそうですよ。

エジプトで研磨する技術が確立

紀元前5,500年の古代エジプト先王朝時代の遺跡から発見された遺物の中に、自然石に穴を開け紐で結んだ装飾品が数多く見つかりました。

もともと自然石を本来の形のまま使用していましたが、次第に石を加工したり研磨したりして、丸い形へと成形されるように。

さらに紀元前4500年頃には、「ファイアンス」と呼ばれる石英粉で成形して焼いたさまざまな形のビーズを作るようになっていきました。

貿易が盛んになるとともに多様性が生まれる

19世紀から20世紀にかけ貿易が盛んになり始めるにつれて、ガラス加工技術が徐々に各地に広がり、その地域での特徴的なビーズが生まれはじめます。

素材はガラスやプラスチックのほか、天然石や貝殻、動物の角など多種多様なものが作られるようになっていきました。

1900年代初頭までに作られたビーズは、現代のガラス加工技術とは異なり独特の風合いを持ち、現代ではアンティークビーズやビンテージビーズとも呼ばれ非常に人気があります。

プラスチック加工技術が確立されてからは、プラスチックビーズが大量に生産され、高い技術を必要とする「マイクロビーズ」も製造されるようになりました。

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日本でのビーズの広まり

日本では、ビーズの形をしたものが古墳から発掘されており、昔から装飾品やお守りとして重宝されてきました。

ビーズは、大正末期に発売されていた女性誌で紹介されて人気を博し、全国へ広まり始めます。

1926年に出版された『ビーズ手芸全書』は、日本初の本格的なビーズの参考書。

現在はハンドメイドの材料やドレスや洋服を華やか演出する装飾品として、工業生産されたもののほか、神秘的で一つ一つが個性を持っているビンテージビーズなど、世界各国のビーズが利用されることも多いようです。

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世界で長く親しまれているビーズ:まとめ

世界中で伝統的な装飾品としての地位を確立している「ビーズ」

ビーズはアクセサリーに限らず、バックやヘアアクセサリー、衣服にとファッションになくてはならない存在となっています。

ビーズの魅力的な美しい輝きに思いを馳せて、おしゃれを楽しんでみてはいかがですか?

ビーズは形もカラーバリエーションも豊富

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