紅茶が広まった歴史を知る!香りと味わいを楽しむようになった理由は?

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気品が漂う香りが魅力の「紅茶」

紅茶を飲んでいると、なんだか緊張もほぐれていくようで、リラックスした気分になりますよね。

現在では香りを楽しむ嗜好品としてのイメージが強い紅茶ですが、もともと薬として飲用されていたんですよ。

では、いつ頃から嗜好品として紅茶を飲むようになったのでしょうか?

この記事では、香り高き紅茶の歴史についてご紹介していきます

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紅茶が広まった歴史を知る!香りと味わいを楽しむようになった理由は?

紅茶は摘み取った葉と茎を乾燥して揉みこんだ後、完全発酵した茶葉のことです。

通常、発酵というと微生物での発酵を指しますが、お茶は茶葉に含まれる「酸化酵素」によって発酵します

標高が高く涼しい環境で栽培される紅茶は香り高く、また日差しが強く低地で栽培されたものは、味が良く茶湯の色が濃いのが特徴です。

茶葉の収穫時期によって品質が変わり、3~4月では香りに優れ、4~5月では香り味ともに良く、雨季に入る6-7月では香りのない低品質のものになります。

紅茶の誕生は中国

紅茶の原種はもともと、中国からチベットにかけての山岳地帯に自生(自然に生え育って)していたものです。

古代中国では、その摘んだ紅茶の原種を煎じて飲むと「不老不死」になると考えられていたため、高貴な人々を中心に飲用されていました。

17世紀にヨーロッパへ伝わる

ヨーロッパに紅茶が伝わったのは17世紀の後半。

当時、世界で最も海上貿易を盛んに行っていたオランダが紅茶を中国から持ち込み、「万病に効く薬」として瞬く間にヨーロッパ全域に広がっていきました。

18世紀に入ると、イギリス貴族の間で紅茶をたしなむのが人気となり、徐々に嗜好品として飲まれるようになったといわれています。

イギリスの東インド会社が設立

1600年にイギリスの東インド会社が設立し、紅茶の貿易はより盛んになっていきます。

東インド会社は、18世紀初頭まで中国で栽培された茶葉を輸入していました。

中国から輸入すると輸送費などの経費がかなりかかったため、当時植民地であったインドで栽培できるとコストがさほどかからないのではないか、と東インド会社は考えたのです。

そして中国から仕入れた茶葉の苗をインドで栽培し始めましたが、中国の茶葉はインドの風土に合わず苦戦。

そんなとき冒険家の「ロバート・ブルース」により、インドのアッサム地方に自生する新しい茶葉の品種が発見されました。

その茶葉は地域の名前を取り「アッサム種」と名付けられ、茶葉が大きく大量生産が容易だったため、インドで広く栽培されるようになったんです。

現在では、インドは世界最大の紅茶の生産国となっています。

 日本へは19世紀に伝来

日本には19世紀にイギリスより伝来しました。

最初はたったの100㎏ほどしか持ち込まれなかったそうです。

日本にはもともと「茶道」という独自の茶の湯の文化があり、緑茶と同じ茶葉である紅茶は受け入れられやすく、上流社会でもてはやされるようになりました。

 

不老不死の薬から香りを楽しむ嗜好品へ:まとめ

香りと味わいを楽しめる紅茶は、もともとは中国で不老不死の霊薬として飲まれていました。

日本に伝来した当初はヨーロッパなどの舶来品への憧れもあり、すぐに人気を博していったのだともいわれています。

最近では、アロマテラピーのような、心身ともにリラックスできる効果が期待できると注目されています。

ホッとひととき、優雅な気分を味わいながら、紅茶を飲んで一息つきませんか?

 

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