災害時など、いざというときに備えておきたい防災食。
ご飯やおかず、パンなど実にさまざまなものがありますよね。
ですが、何を基準にして選んでいいのかわからない、と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では防災食の選び方のポイントについてご紹介していきます
いざというときに備えておきたい防災食!選び方の6つのポイント!
防災食は、災害時などで食べ物の確保が難しくなった時に備えるための保存食のことです。
ガスや電気など、ライフラインが止まると食材だけあっても、調理してたべることができなくなります。
交通が復旧するのには通常3日間はかかり、水やガスは3ヶ月かかる場合があるともいわれています。
防災食は最低でも3日間分、できれば1~2週間分は用意しておいた方が安心です
防災食は調理されたものが缶詰や真空パックになっているため、いざというときに簡単に食べれる便利なもの。
では、何をそのくらい備えておけばいいのでしょうか。
1.少量の水の使用で食べれるもの
水をいれるだけでご飯がつくれるものやフリーズドライのおかずなど、水が必要な防災食は結構あります。
ですが水道が止まった場合、保存している水はとても貴重です。
なるべく少量の水でできる防災食を選ぶのがおすすめ。
また、食べた後に水分がほしくなるような、塩分が多い物や乾燥した食べ物などは避けた方がいいですね。
2.飲料水は一日3リットルを目安に
生活用水以外の水の備蓄は一日3リットルが目安。
最低3日分必要として、9~10リットルは準備しておきたいですね。
2リットルのペットボトルで5本ほど。
水は飲料として飲むほか、防災食にも用いることがあるので、余分に用意しておくのがいいですよ。
3.1食分ずつの食べきりサイズを選ぶ
災害時では電気も通らないことがあるため、冷蔵庫が使用できなくなります。
そのため、防災食は使い切る必要があります。
特に暑い時期などは風を開けてとっておくと、健康にも衛生的にもよくありません。
多量に入ったものより、1食分ずつの使い切りで食べれるものを選びましょう。
4.ビタミン補給に野菜や果物が入っている物を
免疫力を高め、体に欠かすことができないビタミン類。
災害時は思うように食料の供給が立ちゆかなくなるため、ビタミン豊富な野菜や果物を食べる量が減ります。
ビタミン類が不足すると、風邪を引きやすくなったり、疲れやすくなったりと体がだるく気力が失われてきます。
野菜を多く使った防災食や果物の缶詰などを備蓄しておくといいですね。
また、野菜や果物には食物繊維も含まれているので、便秘予防に役立ちます。
5.好きな食べ物を用意
災害時は不安や恐怖感を引き起こし、極度なストレスを感じます。
見えない不安から食欲がなくなる場合も。
興味がない物ものより、好きな食べ物を用意しておくことで希望となり、「食べなければ」という気持ちを起こさせてくれます。
6.ローリングストック
賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態のことです。
防災食がおいしく食べられる期間(賞味期限)は約6ヶ月。
日頃から賞味期限をチェックしておくのが大切です。
賞味期限が近づいた物から食べて、新しく買い足しましょう。
チェックシートなどを作っておくと安心ですね。
備えあれば憂いなし「防災食」:まとめ
防災食を備蓄しておくことで、災害時などもしもの時に安心です。
「備えあれば憂いなし」のことわざがあるように、水や備蓄食など準備しておくと不安もやわらぎます。
防災食はただ食べるだけでなく、体の健康面も気遣って選びたいですね。

衛生面なども考えて、ゴミがあまりでないような物を選ぶのもポイントです*
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