海苔の5つの種類と含まれる栄養素【日本の食卓に欠かせない魅力】

暮らしのこと

日本の朝食の定番でもある海苔。

海苔は日本人にとって最も馴染み深い食品のひとつです。

身近ではコンビニのおにぎりや、巻き寿司などに使われているのをよく見かけますよね。

海苔は「アサクサノリ」や「スサビノリ」などの海藻で作られており、海藻の種を植えた網を海に設置し栽培し、ほとんどは養殖されています。

また海苔には「海の野菜」とも言われるほど、たくさんの栄養が含まれているんですよ。

特にタンパク質や食物繊維、ビタミンC、葉酸など健康な体作りに欠かせない成分が豊富に含まれています。

実は海苔にはいくつかの種類があり、それにより食感や味も変わってくるのを知っていますか?

この記事では、日本の食卓に欠かせない海苔の種類と栄養素についてご紹介していきます

スポンサーリンク

5つに分かれる海苔の種類【日本の食卓に欠かせない魅力】

一般的に紙のように漉(す)いて乾燥させた「板海苔」が市場に出回っていることが多いですが、実は海苔は加工法により5つの種類があるんですよ。

生海苔

生海苔は佃煮や「板海苔」と呼ばれるものの原料。

とろっとした食感で口溶けがよく、芳醇な味わいが特徴であり、生で食べるものは新鮮なものしか市場に出回らないので大変貴重とされています。

生海苔は鮮度が命。寒い時期にしか収穫できないんだよ

乾燥海苔

乾燥海苔は生海苔を板状に成形し乾燥させたものです。

板海苔は縦21㎝、横19㎝を基本の大きさで「全形」と呼ばれています。

食べる直前に火で炙ることで、磯の風味が増し香りが立つのが特徴。

昭和の時代までは、海苔といえばこの乾燥海苔のことを指していました。

海苔好きの極意!

焼き海苔

四角く成形して干上がった海苔を焼き加工させたものが焼き海苔です。

パリパリッとした食感が特徴で、常備している家庭も多く、海苔の中では一番身近な存在ではないでしょうか。

売られている時点ですでに焼いてあるので、すぐに食べられるというメリットがありますが、焼き海苔より少し風味は落ちます。

コンビニのおにぎりでお馴染み

味付け海苔

焼き海苔に、甘辛い味付けをほどこした海苔のことです。

味付け海苔も家庭によく常備されていますよね。

味付け海苔は、老舗の山本海苔店が開発しました。

関西から西の方では、味付け海苔の方がスーパーでも品揃えが多く人気なんですよ。

子供達も大好きだよね

青のり

青のりはアオノリという海藻を乾燥させたものです。

粉状に見えますが、形はこより状で小さなスジの集まりになっています。

間違えられやすいのですが、お好み焼きや焼きそばにかけられている緑色の粉状のものは、ほとんどが「あおさ」です。

青のりは磯の香りが強く、あおさより価格が高め。

でも、青のりとあおさは香りと形は違うけど同じ仲間

海苔に含まれる栄養素

薄い海苔一枚には、驚くほどの栄養成分が凝縮されています。

海苔全形を1日に2枚ほど食べると、健康にとても良い効果があるんですよ。

ただし、食べ過ぎると消化不良をおこしてしまうので要注意。

タンパク質

海苔の40%はタンパク質でできています。

海苔一枚には、牛乳の4分の1に等しいタンパク質が含まれます。

また、タンパク質を形成する必須アミノ酸も入っているんですよ。

食物繊維

海苔には、「ポルフィラン」という海藻の細胞を保護するための水溶性食物繊維が含まれています。

海苔の糖質の約80%は、このポルフィランでできているんです。

ポルフィランはワカメや昆布にはない海苔特有の成分で、日光からの紫外線や乾燥から身を守ったりするための成分。

ポルフィランは保湿成分として化粧品にも使用されており、保水性にとても優れています。

ビタミンC

海苔には100g中210mgと、レモンの約2倍ものビタミンCを含んでいます。

海苔のビタミンCは熱に強く、焼いても栄養素が損なわれないという特性を持っているんですよ。

葉酸

葉酸は赤血球の合成に大きく関わっている成分です。

体内に葉酸が足りない場合は赤血球が作られなくなり、貧血症状を引き起こしてしたり、細胞分裂やDNA形成が損なわれたりする可能性があります。

特に胎児や成長する子供には必要であるため、妊娠中は通常の2倍の葉酸を摂取することが推奨されているほど。

海苔100g中に含まれる葉酸量は、ほうれん草やモロヘイヤなど、葉酸が多いことで知られる食材よりも多いんですよ。

 

海苔の収穫時期と産地

収穫時期

海苔は10月の中旬に種付けされ、収穫は11月の初めから3月中旬まで行われます。

最初に摘み取った海苔を「一番摘み海苔」と呼び、豊かな風味と柔らかい口当たりで深い旨みがあるのが特徴です。

一番摘み海苔は、海苔の中でも最上級品とされ、お歳暮やお中元などの贈答用として用いられることが多いです。

海苔の産地

海が遠浅く潮の満ち引きが激しいのと、海水と淡水が混ざり合っているところが海苔の養殖に最適な場所。

佐賀県有明海はその条件がピッタリと当てはまり、海苔の養殖が盛んに行われています。

日本最大の干潟を有する有明海は現在、国内生産の約40%を占め日本一の生産量を誇るほど。

次に生産量が多いのが瀬戸内海沿岸です。

兵庫県、香川県、広島県、和歌山県などの養殖場がある瀬戸内海沿岸は、水深が深く潮の流れが速いことで知られています。

瀬戸内海沿岸で養殖された海苔は厚みがあり歯ごたえのある食感が特徴です。

そのほか、千葉県や神奈川県の東京湾や、愛知県や三重県などの伊勢湾でも海苔の養殖が盛んに行われています。

昔は「浅草海苔」が海苔の代表格でしたが、東京湾の埋め立てによりその歴史は断ち切られてしました。

 

 

豊富な栄養素を含む海苔:まとめ

海苔には鉄分やカルシウムもバランス良く含まれており、とても栄養価が高い食品です。

疲労回復にいいビタミン類もたくさん含まれているため、お米と一緒に食べると効率良く栄養を吸収できるので積極的に摂りたいですね。

海苔は湿気に弱いので、乾燥剤と一緒に密封容器に入れて保管しましょう。

ちなみに2月6日は海苔の日だよ

コメント

タイトルとURLをコピーしました