茶柱が立つと縁起がいいと言われる理由【良いことが起こる前触れ】

暮らしのこと

昔からの言い伝えで、「茶柱が立つと縁起がいい」というのを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

茶柱とは、お茶を湯飲みに注いだ際に混入した茎のことです。

番茶などによく見られ、湯飲みの中で縦に浮く状態を「茶柱が立つ」といい、昔から「良いことが起こる前触れだ」、と考えられていました。

しかし、なぜ茶柱が立つと縁起がいいと言われるようになったのでしょうか。

この記事では、茶柱が立つ理由と縁起がいいと言われる理由ついてご紹介していきます

スポンサーリンク

茶柱が立つと縁起がいいと言われる理由【良いことが起こる前触れ】

茶柱が立つのは珍しいため

茶柱が立つにはさまざまな偶然が重ならないと茶柱は立ちません。

茶柱が立つ現象をみることは極めてまれなので、あまり見ることのできない茶柱が立つことは、”良いことが起こる前触れだ”と昔の人は考えていたようです。

もし茶柱が立ったときは次の3つのことをすると幸福になると言われているんですよ。

  • 茶柱が立ったときには、周りの人に知られないように飲む
  • 茶柱が立ったことを人に話さない
  • 立った茶柱を着物の袖に入れる

二番茶を売るための戦略

昔、駿河の茶商人が、品質が劣る二番茶を売りやすくするためにやった販売戦略ともいわれています。

初夏に売り出される新茶は、旨みがたっぷりで何もしなくても売れていました。

しかし、二番茶になると香りも旨みも新茶より劣るため売れ行きが悪くなります。

そのため、新茶では立たない茶柱を縁起物のたとえとして打ち出し、売り出したのが始まり、という説もあります。

≪九谷焼≫ 加賀百万石の伝統美

茶柱を立たせるには?

茶柱とは、茶碗や湯飲みに日本茶を入れる際に一緒に入ることがある茶の茎の一部のことです。

一般的に日本茶はチャノキ(茶の木)の葉の部分のみを使用するのですが、まれにチャノキの茎が混じることがあります。

このチャノキの茎がお茶の中で浮いている状態を、「茶柱が立つ」と言うんです。

茶柱が立つためには、以下のような偶然が重なり合う必要があります。

高いお茶より安いお茶

高品質の高級なお茶の場合は、茎はほとんど混ざることはなく、二番茶や番茶などの安い茶葉の方が混入しやすいといわれています。

茶こしの目が粗いこと

茶を抽出する急須の茶こしの目が粗いことも必要です。

また茎の大きさよりも茶こしの目の方が大きくなければなりません。

最近では急須の目が細かいものが多く、茶柱が立つのは難しくなりました。

茎の一部のみが吸水して重くなること

もともと茶柱は乾燥しており、全体的に隙間が多いため、急須の中でお茶を抽出した際に、一部だけお湯が浸透し吸水して重くなります。

その結果、水を吸わない方の空気が残っている部分が上に浮かぶ状態となり、水を吸った思い部分が下になるため茶柱が立つようになるんです。

 

茶柱が立つのは珍しいこと:まとめ

茶柱が立つのは珍しく、貴重な存在として考えられていたことから、縁起のいいものと捉えられていました。

最近ではペットボトルのお茶も気軽に飲めるようになり、自分で急須にお湯を入れて飲むという習慣が少なく、なかなか茶柱が立ったのを見ることがなくなってきましたね。

しかし、たまには日本の縁起物を大切にする文化を感じながら、急須でお茶を入れて飲んでみてはいかがですか?

茶柱が立つのを待つのがワクワクと楽しくなるのでオススメですよ。

茶柱を楽しみたいなら新茶より番茶だよ

【ホーローなし】一緒に鉄分補給を日常に!

コメント

タイトルとURLをコピーしました